最新のロケットは捨てない!? 最新のロボットは人間以上!? 最新のマイクロロボットは遺伝子操作可能!?
今の最新の技術ってどんな感じなの?
自分は都内の某理系D大学に通っていて、日常的に最新の研究や記事に触れる機会が多いのですが
他学部の人となると、そんなに自ら論文を読んだり、ネットで探すことはよっぽど意識が高いか興味がない限りないと思います。
どうせみんなバイトするか酒しか飲んでないでしょ?笑
なので、趣味でそんなことをやっている僕が、皆さんに簡単に紹介していきます。
今回は初回ということでなにを紹介しようか迷っていたのですが、
帰還時は垂直倒立
最近話題になったZOZOTOWNの社長が、
誰が連れて行ってくれるのかと言いますと、あの米宇宙ベンチャーの
Elon MuskとSaceXについてはまた違う記事で書いていくつもりなので、今回は割愛させていただきます。
では、このSpaceX社がなぜ月旅行を可能にできたかというと、圧倒的な技術力!!
それがどれほどなのかまず、これは、2018年6月2日に行われたSpaceX’s Falcon Heavy Demonstration Missionの 動画を見ていただきたい。
ん?CG!?逆再生!?と思った人もいると思いますが、これはサイドブースターFalcon9が役目を終えて地球に帰還してくる様子です。 これが現在の最新技術なのです!!
本来使い捨てのロケットが、SpaceX社は再利用を実現させ、理論上大幅なコストダウンを実現させました。
これがどれだけすごいかと言いますと、
さらに技術を発展させ、将来はアメリカと日本の行き来を40分、月や火星に住む計画を本当に実現させよう としているSpaceX社の最新のロケットの紹介でした。
軽快なステップをする人型ロボット
皆さんが最近見た人型ロボットって、かな〜り前の愛・地球博などで一斉を風靡したASIMOではないでしょうか?
Papper君は人型ですが二足歩行ではないので、完全な人型ロボットではありませんね。
今回はそのASIMOで止まってる皆さんが、衝撃を受ける最新のロボットを紹介します。
その名は"Atlas" Boston Dynamics社とアメリカ国防総省の機関であるDARPAの共同で開発をした、二足歩行型ロボットです。
先ほどと同様に、まずは動画を見てみましょう。
Boston Dynamics' Atlas Robot Can Do Parkour
現在は車輪などがついて、軍事用に改良されているのが見え見えなのですが、少なくともASIMOよりは軽快な動きを見せてくれています。
二足歩行ロボットが街中を歩き回る日は、皆さんが考えているより、早く起きそうな気がしますね。<>
遺伝子操作による治療
今現在進行中で激アツなゲノム編集技術として挙げられているのがCRISPR-Cas9!!
これは、DNA二本鎖を切断してゲノム配列の任意の場所を削除、置換、挿入することができる新しい遺伝子改変技術です。
ゲノムとは遺伝子「gene」と、染色体「chromosome」あるいはgene + -ome(総体(オーム))= genome と、あわせた造語であり 、そのゲノム編集技術とは、さまざまな生物学現象のメカニズムを解明、家畜や農作物への応用、遺伝性疾患による遺伝子治療法にも期待 されています。
では、CRISPR-Cas9のどこがすごいかというと、gRNA(ガイドRNA, guide RNA, sgRNA)とCasタンパク質(Cas,Cas9)の複合体を ゲノム上の狙ったところへ正確に運び、ゲノムDNAの両鎖を切断することができるのです。
これにより、遺伝子を破壊(ノックアウト)したり、外来遺伝子を挿入することができます。
このようにピンポイントで狙って遺伝子配列を変えることができるようになると、先天性の遺伝 子疾患なども治せる日が来るかもしれません。
CRISPR-Cas9のいいところは後から治療できること。もちろん、受精卵のの時点でできるのですが、 後からも治せる可能性があるのは大きな利点です。
今のお年寄りが不安に思っている病気は、僕たちがその歳になるまでにほとんど治るのではないか と考えているので、特に未来への不安はないですね。
医学部の人がこの記事を見てくれているなら、この考えが正しいのかどうなのか意見が欲しいです。
以上で、今流行っている最新技術を3つ、独断と偏見で決めさせてもらいました。
SFの世界なんてまだまだ先でしょ、なんて思ってる人がいたらこの記事を見て考え直していただきたい。
一般人に見えるようになってきたのが最近であって、これらの技術が現実的に作成可能であるとわかったのが、大体10年前あたり。
起動するのに数十分も待っていたパソコンなんて、ここ数年で手元に乗るサイズで、小学生ですら持っているほど進化したのですから、 これからの技術の進化というのは指数関数的に飛躍して行くことは容易に想像できるでしょう。
正直、最新の技術に触れる機会の多い工学部の僕ですら、これから何が発展して行くか想像できません。
なので最近は何を勉強して、どのような分野を自分の職にしていいかわからなくなってきて困っています笑
これから発展する分野、消えて行く分野が目まぐるしく変化して行くのは間違いありません。
なので次回は「AIで生まれる職、消える職」について書こうと思います。
僕の友達の多くが名門大学に入学していき、勉学に励んでいますが、その彼らが消えていく分野に進んでいくのは非常に勿体無いと感じます。
なのでその彼らに、少しでもヒントになればいいと思います。